酒田節FMいしがき

あかねぎ

2014年05月02日 14:34

昨日バタバタっと紹介させていただいた
酒田節のお話・・・
「本間様には及びもないが、せめてなりたや殿様に…」は言わずと知れた
豪商であり日本一の大地主である本間家を
讃えた酒田節という米の積み込み作業の際
日本海沿岸で広く唄われた舟歌の一節であるが…

この唄がどんな唄なのか?
聞いたことのある人は地元酒田には
とても少ない・・・

実はこの酒田節、地元酒田ではなく
北前船の影響で日本海沿岸各地や
遠くは伊豆大島に残っていたり
郷土の民謡の原曲になっている…

そして昨日、遠く石垣島のローカルfmで
八重山民謡歌手の大工哲弘氏によって紹介された
http://www.daiku-tetsuhiro.com

本当にカッコいい民謡♪
なのに
何度も地元酒田に根付くような取組を
するも根付いた試しがない…
それは何故か・・・

その納得できる答え(仮説)のヒントを
お客様が教えてくださった

それは「もっけだの」の精神ではないか?

もともと、飢饉を救った酒田衆を
讃える唄ゆえに
地元で唄うことは自画自賛になって
押し付けがましい善意になるのでは?

どんな偉業も鼻にかけない・・・
クールだ〜カッコ良い〜
でもそれを地元で讃えるのは
「もっけだものの〜」ってことだ^^;
ますますクールだ!

でもでも、先祖の偉業だもの
後世の我々は讃えたいし、誇りに思いたい〜

どうする?酒田節!